イントネーションはなおすべき?
イントネーションよりも大切なこと
先日、スーパーバイザーから「地方出身のコミュニケーターでイントネーションをとても気にしているのですが、どのように指導するのがよいでしょうか」とご相談をいただきました。
たしかに、言葉の上がり下がりを含めて、小さな頃から慣れ親しんだ話し方を直すことはとても難しいことでしょう。
これらは一般的にはマナーと言われる部分かもしれませんが、それらをどれだけ正しく極めるのか、については個々のセンターの応対方針で決めるものです。ですが、考え方としては「お客さまに不愉快な思いをさせないか」が判断材料になると考えます。
たとえマナー正しくきれいな話し方ができていたとしても、距離感を一向に縮めることなく、寄り添いなどが不足していれば、お客さまには決してご満足いただくことはできないでしょう。一方で、多少、イントネーションや敬語などの誤りがあったとしても、感じのよい応対ができれていればよいのではないでしょうか。
健康食品の会社などによっては、地域性をあえて隠すことなく、その土地のイントネーションでお客さまと接しているところもありますが、ほのぼのとして、親しみ感が感じられます。
コミュニケーターへの指導としては、「マナー面を意識をすることは引き続き大切にしながらも、大切なのは寄り添いや親身さなので、そちらに重点をおいて応対をしましょう」といった指導がよいでしょうか。